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アメリカンショートヘアーの性格って?寿命・歴史など特徴を分析!

アメリカンショートヘアーの性格って?
獣医の私
獣医の私

こんにちは!「キャットフードと私」編集部のミナミです!

アメリカと日本どちらからも人気の品種であるアメリカンショートヘアー。初心者の方でも安心して育てることが出来るほど、飼いやすいのが特徴です。

そんなアメリカンショートヘアーですが、具体的にはどんな性格をしている品種なのでしょうか。また寿命や歴史など、詳しい情報についても解説していくので、参考にしてみてください。

はじめにアメリカンショートヘアーの歴史とは?

アメリカンショートヘアーの先祖は、イギリスのブリティッシュショートヘアーと言われていて、17世紀にアメリカンショートヘアーが誕生しています。

元々は愛玩動物として人間と共にいた訳ではなく、船で穀類を荒らすねずみの退治として重宝されていました。その後、穀類の管理が自動で行えるようになっていった頃から、可愛らしい見た目が受けて、1966年にペットとして品種登録されています。

日本にアメリカンショートヘアーが来たのは1980年以降で、それから徐々に人気が出始めているのが特徴です。

人懐っこいアメリカンショートヘアーの2つの特徴

可愛らしい見た目に人懐っこいのが特徴のアメリカンショートヘアーですが、他の猫とは違い、どのような特徴のある猫なのでしょうか。これから飼うことを検討している方は、特に参考にしてみてください。

1、アメリカンショートヘアーは毛色が豊富で人気は縞模様

アメリカンショートヘアーは、毛色が豊富であることから、自分好みの毛色をしている子猫を見つけることができます。人気なのはクラシックタビーの縞模様で、アメリカンショートヘアーといえば、この模様と言われるほどです。

幅広くて丸い顔が特徴的で、見た目に反して顎が頑丈という特徴を持っています。そのため、じゃれて噛みつかれると、少し痛いと感じることもあるので注意が必要です。

見た目的にも脚が大きく、骨格がしっかりしています。また活発に活動することから、筋肉質であることもアメリカンショートヘアーの特徴です。毛については、短毛で厚い被毛に覆われています。

2、太りやすく健康管理が大切なアメリカンショートヘアー

アメリカンショートヘアーは、オスであれば4kg~7kg、メスであれば3kg~6kgが一般的な猫の体重と言われています。それ以上の体重になれば肥満扱いになるため、平均体重は超えないように管理していきましょう。

活発で運動を行うことから代謝はいいアメリカンショートヘアーですが、その分食欲旺盛であるため、キャットフードやおやつを与え過ぎると太るので注意してください

アメリカンショートヘアーの3つの基本的な性格!

多くの方が飼っているアメリカンショートヘアーですが、どのような性格をしているのでしょうか。詳しい情報を紹介していきます。

1、アメリカンショートヘアーは好奇心旺盛過ぎる!?

アメリカンショートヘアーは遊ぶのが大好きで、新しいおもちゃを見つけるとすぐにとびかかるほど、好奇心旺盛です。そのため、やんちゃでいたずら好きという一面もあります。

テーブルの上の物を落としたり、ヒモを噛みちぎったりと、家具に傷をつけることも日常的に行うのが特徴です。それは寂しさの裏返しでもあるので、一緒に遊んであげるといたずらの頻度も少なくなるでしょう。

運動能力が高く活発であるため、起きている間は常に遊んでいるイメージがあります。夜に一人遊びを始めることもあるので注意しましょう。

2、人懐っこい性格で初心者でも飼いやすい!

様々な品種改良が行われたアメリカンショートヘアーは、人に慣れている猫が多いため、人懐っこく甘えたな一面があります。素直であるため、食事を与えたり、遊んでくれる人になついてくれるので、猫を飼うのが初めての方でも安心です。

ただ抱っこをされるのが基本的に嫌いな子が多いので、あまりべたべたと触り過ぎには注意が必要になります。触り過ぎると、機嫌が悪くなって拗ねることもあるので、距離感を意識して接するようにしましょう。

3、アメリカンショートヘアーは賢い性格の持ち主!

物覚えがよく飼い主の言う事を聞いてくれるのがアメリカンショートヘアーの特徴です。トイレの場所も教えなくても覚えてくれることから、しつけの手間もほとんどありません。

基本的に飼い主に要求する以外は鳴くこともないので、マンションで飼う時にも向いている品種といえるでしょう。

アメリカンショートヘアーはオスとメスとでは性格が違う?

好奇心旺盛で活発なアメリカンショートヘアーですが、オスとメスとでは性格に違いはあるのでしょうか。それぞれの性格の違いについて解説していきます。

アメリカンショートヘアーのオスの性格はやんちゃ!?

オスの場合は、比較的警戒心が薄く、特に人懐っこい性格をしています。また甘えたな性格をしているため、外出しようとすると寂しくて鳴いたり、夜は隣で寝てくれることもあるでしょう。

ただやんちゃな性格をしていることも多いので、カーテンや椅子のカバーがビリビリに破かれていたというケースも多々あります。また油断すると外に出てしまう傾向にあるので、玄関には柵を設けておく必要もあるでしょう。

メスのアメリカンショートヘアーは警戒心が強すぎる!?

メスの場合は母性本能からか、子猫を守るという意志が強く、他の猫の面倒見がいいのが特徴です。多頭飼いをしたい家庭では重宝されるので、複数猫を飼いたい方にはおすすめになります。

ただ警戒心がオスよりも強く、訪問者に強く当たることもあるため、来客時には十分注意が必要です。また外で猫の臭いを付けて帰った後も、飼い主に近寄らないこともあるので、拗ねないように気を付けましょう。

アメリカンショートヘアーをしつけるコツ

アメリカンショートヘアーは猫の品種の中でも賢いため、トイレや爪とぎ、ご飯の場所など教えるとすぐに覚えてくれます。そのため、しつけで苦労することはないのが特徴です。

しかし、たまには失敗することもあり、粗相をしてしまう日もあるでしょう。その時に叱ることや体罰は厳禁です。犬と違って猫は、叱ると怯える性質を持っているので、失敗しても怒らないようにしてあげてください。

しつけるコツとしては、良いことをした時には褒めて、悪いことをした時は水をかけるなど、嫌なことが起きるという認識を植え付けることでしつけを行うことができます。

一度しつけの方法を実践してみて、愛猫に合った方法を試してみてください。

アメリカンショーヘアーの寿命ってどれくらい?

一緒に暮らすのであれば、長生きはして欲しいものです。そのためにも、まずはアメリカンショートヘアーの平均寿命を把握しておきましょう。

アメリカンショートヘアーの平均寿命は、10歳~13歳と言われていて、猫の平均寿命である15歳よりも少し短命であるのが特徴です。

ただ日頃の食生活や環境によって、寿命は大きく変わるので一概に平均寿命だけが全てではありません。与えるキャットフードや定期的に運動をさせることで、寿命は変動していくので、家にいる間は出来るだけ構ってあげるようにしてください。

飼い主の行動次第でアメリカンショートヘアーの寿命は大きく変わるため、日頃の健康管理は正しく行いましょう。

まとめ

アメリカでは歴史が長いアメリカンショートヘアーですが、日本に来たのは1980年頃と意外にも最近であることがわかりました。性格は好奇心旺盛で人懐っこいですが、活発でいたずらが好きなので、家具を傷つけられないように気を付けましょう。

またオスのアメリカンショートヘアーは、警戒心が薄く甘えてくるので、子供のような可愛さがありますが、メスのアメリカンショートヘアーは、しっかり者で他の猫の面倒を見てくれる優しい一面があります。

オスとメス、それぞれ性格が微妙に違っているので、どちらが好みか検討してから飼ってみるといいでしょう。

一緒にいると布団で寝てくれることもあるので、大切に育ててあげてみてください。