こんにちは!「キャットフードと私」編集長のミナミです。
安くて安全性があるキャットフードがあれば最高ですが、ネットなどで探してみると中々見つからないですよね・・・。実は、市販で販売されている低価格のキャットフードって、いろいろ訳があって安くなっていることがあります。
例えば、「賞味期限が短いのでSALE」「価格設定を考えて製造しているので安い!」「テレビのCMなどで莫大な広告を出して信頼性を獲得している!」などなど、有名なキャットフードという信頼性があるので安全だと判断していますよね!
しかし・・・!安いキャットフード(1.5kg1,000円以下のフードなど)は、コスパが良く家計にもやさしいというメリットがありますが、原材料を見ると恐ろしく危険だと思う商品もたくさんあります!
ということで、今回は市販で購入できる安いキャットフードの恐ろしい事実を嘘偽りなくご紹介していこうと思いますので、参考にしてみてくださいね!!
目次
まず最初に有名な安いキャットフード15種類を比較!
フード名 | 価格/容量 | 添加物 | 穀物 | 安全評価 |
フリスキー | 493円/1.8kg | |||
キャネット | 644円/2.7kg | |||
カルカン | 498円/1.6kg | |||
サイエンスダイエット | 793円/0.8kg | |||
ミオ | 385円/1.2kg | |||
キャラット | 798円/3kg | |||
銀のスプーン | 495円/600g | |||
セレクトバランス | 864円/500g | |||
シーバ | 568円/900g | |||
カークランド | 3,900円/11.3kg | |||
アイムス | 892円/1.5kg | |||
コンボ | 645円/700g | |||
ねこ元気 | 727円/1.6kg | |||
モンプチ | 391円/600g | |||
JPスタイル | 794円/700g |
ここまで、有名キャットフード15種類の価格・穀物・添加物を比較してきました!
価格は、どれも安く購入しやすさは素晴らしいと思いますが、原材料の内容を見てみると、穀物を主原料に使用していたり、酸化防止剤や着色料など気になる人口添加物が入っているキャットフードがほとんどでした・・・。
市販で購入できる安いキャットフードの中で、まだマシと思ったのが、「サイエンスダイエット」「セレクトバランス」「JPスタイル」でしたね。しかし、穀物が多かったり、どんな肉類を使用しているか不明な点もありました!
そもそも、安いキャットフードの基準ってあるの?
そもそも、市販で販売している安いキャットフードの基準とは、どれくらいの金額のことを指しているのか?と疑問がありますよね!
日本で販売されているキャットフードで、安い物というと、市販で販売されているキャットフードが一番安いといえます。1日当たり30円~60円くらいが市販のキャットフードのコストです。
先ほど有名なキャットフードを比較しましたが、市販のキャットフードは安い分、安全であるとは言い切れず、飼い猫が長生きできる食事とは程遠い成分が配合されていることがほとんどでした。。。
安いキャットフードでも、含まれている成分や原材料をしっかりチェックしないと、安全でコスパがいいとは言えないので、市販のキャットフードは安くてもおすすめできない商品がほとんどです!
では、安いキャットフードでも購入してダメな物って?
毎日与える物であることから、キャットフードや安いものであることがおすすめです。しかし、安いからといって安易に購入してしまってはいけない物もあります。どんな安いキャットフードが問題なのか、詳しい内容を解説していきましょう。
1.穀物が主原料
安いキャットフードには量を増やす、かさ増しを目的として、穀物が多く含まれていることがあります。
猫は肉食であるため、本来穀物を必要としません。そのため、キャットフードに穀物が多く含まれていると、消化不良を引き起こし、体調不良の原因になってしまうことが考えられます。
可能であれば、原材料の多くはたんぱく質が占められていて、グレインフリーのキャットフードが望ましいでしょう。
特に市販のキャットフードに、穀物が主原料として配合されていることが多いので、安いからといって安易に購入するのは危険です。
2.無駄な添加物が多く含まれている
人間と同様に、猫にとっても添加物は体に不調をきたす原因となることから、キャットフードには無駄な添加物が含まれていない方が望ましいでしょう。
特に香料や着色料といった成分は、猫にとって不必要な物なので、キャットフードに含まれていれば、購入は控えた方がおすすめです。
市販のキャットフードには、見た目が美味しく見えるように、香料や着色料が多く含まれていたり、保存料がたくさん含まれている物が多いので、出来れば無添加のキャットフードを飼い猫に与える方がいいでしょう。
3.使われているお肉の質が悪い
猫にとって重要な栄養素であるたんぱく質。お肉であれば何でもいいという訳ではなく、高品質で新鮮なお肉が使用されていることが、猫が長生きする上では重要な要素です。
安いキャットフードでは、「ミール・パウダー・副産物・粉」といった記載があり、お肉の品質が悪い可能性が高いので気を付けましょう。
猫の体を作る上で重要なたんぱく質は、高品質なお肉であるほど、健康を維持するためにいい影響を与えてくれるので、お肉の品質は意識して購入するようにしてください。
コスパが良く安全なキャットフードを選ぶ基準とは?
出来るだけ安いキャットフードを選ぶことは、経済的に重要なことです。しかし、安いからといって何でも購入してもいい訳ではありません。
安いキャットフードを選ぶ上で、重要なことについて解説していくので、参考にしてみてください。
1.グレインフリーを選ぶ
猫は人間と違って、穀物を分解するアミラーゼという酵素の数が少なく、少量であれば問題ありませんが、穀物を多く含む食事を摂ってしまうと、消化不良を引き起こしてしまう恐れがあります。
また穀物アレルギーの猫も多く、間違えて与えてしまうと、命の危険も考えられるので十分注意が必要です。
そのため、安いキャットフードを購入する基準として、グレインフリー(穀物不使用)のキャットフードを選ぶことをおすすめします。
2.無添加を選ぶ
添加物が体調不良の原因になるのは人間だけでなく、猫にも同じようなことがいえます。また発がん性物質がある添加物が市販のキャットフードに入っていることもあるので、添加物が入っていないことが、飼い猫の健康を考えるためにも重要です。
そのため、飼い猫に長生きして欲しいのであれば、無添加で安心・安全なキャットフードを選択することをおすすめします。
コスパが良く安全性が高いおすすめキャットフード
市販のキャットフードほど安くはありませんが、それでも安全面や配合されている成分を考えれば、コスパがいいおすすめのキャットフードを紹介していきます。ランキング形式で紹介していくので、参考にしてみてください。
1位 モグニャン
グレインフリーで無添加であることから、猫の体を労わって、必要な栄養素をしっかり吸収することができるキャットフードなのが特徴です。
1日当たりのコストは、45g~55gで130円~145円となっているので、コスパ的にはおすすめ商品になっています。
市販のキャットフードの金額には及びませんが、安全面が考慮されていて、配合されているお肉も白身魚で、高たんぱくであることが魅力です。
2位 カナガン
全年齢でも与えることができ、グレインフリーで無添加であることが特徴のキャットフードです。
1日当たりのコストは、45g~55gで125円~140円となっています。高品質のチキンだけでなく、野菜やハーブなど、栄養バランスが整っていての金額なので、コスパはいいのではないでしょうか。
飼い猫の長生きを考えれば、おすすめの安いキャットフードといえます。
3位 ファインペッツ
無添加で配合されている穀物も、必要量しか含まれていない安全なキャットフードなのが特徴です。
初回限定でお試しパックが販売されていて、通常サイズの1.5kgで1,080円という格安で購入することができます。
コスパ的にもおすすめなので、初めて購入する方は、一度検討してみてはいかがでしょうか。
4位 アカナ
無添加で新鮮な原材料しか使用されていないのが特徴のキャットフードです。野菜やフルーツといった成分が配合されているので、栄養バランスが整えられているのも魅力になっています。
1日当たりのコストは190円と、他の安いキャットフードと比べると高いイメージがありますが、素材の品質や新鮮さを考慮すれば、妥当な金額といえるでしょう。
5位 ねこはぐ
100%国産の材料で生産されていて、無添加であることが特徴のキャットフードです。人間が安心して食べることができるレベルの食材が使用されているので、飼い猫にとっても安全な食材であることが魅力になっています。
定期便である「トクトク便」で購入すると、通常価格6,980円のところ、初回のみ3,980円で購入することが可能です。
また2回目以降も継続して購入する場合、5,980円で購入することができます。継続するほどお得なので、飼い猫のために安心・安全なキャットフードを毎日与えたい場合はおすすめです。
まとめ
猫を長生きさせるためにも重要なのが、どんな食事を与えるかということです。毎日食べる物が安心・安全であれば、それだけ健康も維持することができるので、キャットフードは慎重に選びましょう。
安いキャットフードを購入することも経済的には重要なことですが、安すぎるキャットフードも考え物です。
どんな成分が配合されているのか把握した上で、何を基準に購入するのか、改めて考えてみてはいかがでしょうか。