こんにちは!「キャットフードと私」編集長のミナミです。
ホームセンターなどでよく販売されていて、多くの方が購入している「ロイヤルカナン」。種類も豊富で、猫に合わせたキャットフードを選択することができるので、飼い猫が好きな味を選択することができます。
今回は、そんなロイヤルカナンの口コミやキャットフード成分の安全性についてお教えしています!
市販で販売しているキャットフードを隅々まで調べた「キャットフードマニアの私」が、どのような評価をしたのかを、嘘偽りなく真実をお教えしようと思います^^
ロイヤルカナンのキャットフードが気になっている方の参考になれば幸いです。
目次
ロイヤルカナンの基本情報チェックしてみた評価
種類 | ライフステージ | 猫の種類 |
総合栄養食 | 種類別 | 種類別 |
生産国 | 定価 | お試し |
フランス | 種類別 | なし |
主原料 | 酸化防止剤 | 粒の大きさ |
種類が豊富 | ×BHAなど | 種類が豊富 |
グレインフリー | 人口添加物不使用 | 着色料不使用 |
ミール不使用 | 保存料不使用 | 香料不使用 |
安全性 | コスパ | 栄養バランス |
総合評価 | ||
当サイト(キャットフードと私)比較基準で決定したランクとなります。原材料や成分値をさらに詳しく比較した内容は後述でもご紹介していますので参考にしてみてくださいね!
猫用ロイヤルカナンは、猫の種類別や総合栄養食・年齢別・療法食など様々なラインナップがあります。なので、猫の体調別や症状別にキャットフードを選ぶことができるので、迷った時などは選びやすいと思います。
しかし、主原料に犬の消化を妨げる穀物を複数使用しているので評価が伸びませんでした!
また、酸化防止剤にソルビン酸カリウムやBHAなどを使用しているところは不安要素だと私は感じます。
アメリカのAAFCO基準通りに製造してくれていたら特に気にする必要はないのですが、人も避けるような人口添加物を使用しているのは事実なので、無添加にこだわりがある人にはおすすめできませんね。。。
- ライフステージ別や悩み別に豊富な種類がある
- 療法食と総合栄養食など種類が多い
- Amazonや市販でも購入できるので便利
ロイヤルカナン猫用の原材料・成分から安全性チェック
主原料 | 肉の使用量 | 酸化防止剤 |
鶏・七面鳥 | 不明 | ×BHA・没食子酸プロピル |
粗悪な穀物 | 人口添加物 | 着色料 |
米・小麦・とうもろこしなど | ×あり | ◎なし |
ビートパルプ | 保存料 | 香料 |
×あり | ◎なし | ◎なし |
○○副産物 | ○○ミール | ○○粉 |
◎なし | ◎なし | ◎なし |
没食子酸プロピル | BHA | BHT |
×あり | ×あり | ◎なし |
エトキシキン | ソルビン酸カリウム | 亜硝酸ナトリウム |
◎なし | ◎なし | ◎なし |
動物性油脂 | グリシリジンアンモニエート | 塩 |
×あり | ◎なし | ◎なし |
猫用ロイヤルカナン「インドア」の原材料と成分値
肉類(鶏、七面鳥)、米、小麦、とうもろこし、植物性分離タンパク*、動物性脂肪、加水分解タンパク(鶏、七面鳥)、小麦粉、植物性繊維、ビートパルプ、酵母および酵母エキス、大豆油、フラクトオリゴ糖、魚油、サイリウム、アミノ酸類(DL-メチオニン、タウリン、L-カルニチン)、ゼオライト、ミネラル類(Ca、Cl、Na、K、Zn、Mn、Fe、Cu、I、Se)、ビタミン類(A、コリン、D3、E、C、ナイアシン、B2、パントテン酸カルシウム、B1、B6、葉酸、ビオチン、B12)、酸化防止剤(BHA、没食子酸プロピル)
*超高消化性タンパク(消化率90%以上)
・粒の色、形、大きさ等のばらつきは天然由来の原材料を使用しているために起こるもので、品質に問題はありません。
・輸送、保管時の気温の変動により、油脂成分が粒の表面に溶け出してくることもありますが品質に問題はありません。
たんぱく質25.0 %以上、脂質11.0 %以上、粗繊維5.0 %以下、灰分8.0 %以下、水分6.5 %以下、ビタミン(1kg中)A/16,500IU・D3/700IU・E500mg、375 kcal/100g
猫用ロイヤルカナン「インドア/室内で生活する猫用/生後12か月~7歳まで」の原材料と成分値を調べてみましたが、主原料に鶏や七面鳥を使用しているので動物性タンパク質が豊富な事がわかりますね!
肉類の使用量が記載されていれば、さらに良かったのですが記載はありませんでした!
ここまでは良かったのですが、第2主原料からは穀物のオンパレードだったので当サイト基準ではマイナスポイントとなってしまいました。
米・小麦・とうもろこしを第2~第4主原料に使用しているので、非常に量が多いと判断できます。なので、穀物でアレルギーが出てしまう猫には厳しい内容です。
室内飼いの猫用のキャットフードという事もあり、タンパク質も控えめの25.0%は肥満対策としてもおすすめだと思います!
成分値などはよく考えられていると満足できる内容ですが、使用している原材料に関しては疑問を感じてしまう内容もありました。
規定内の使用量だとは思いますが、BHA・没食子酸プロピルという酸化防止剤に不安がある人は、下記の無添加キャットフードランキングを参考にしてみてくださいね!
ロイヤルカナンの口コミ評価
猫が食べやすいように、色々な種類のキャットフードを販売しているロイヤルカナン。実際に購入した方の口コミは、どんな物が多いのでしょうか。
参考になるように、ロイヤルカナンの口コミ評価を解説していくので、参考にしてみてください。
1.便秘が解消された
長毛種の猫で、腸内で毛が絡まってしまうことで便秘が多かったのが、ロイヤルカナンの消化器サポートドライを購入したことで改善されたという口コミがありました。
消火器サポートドライには、消化可能な繊維質の成分が含まれているので、自然に排便ができるような工夫がされています。
便秘で悩んでいる飼い猫がいれば、一度与えてみるといいでしょう。
2.尿路結石が改善された
尿路結石に飼い猫がなってしまった時に、獣医からの勧めで購入したところ、尿路結石の症状が改善されたので、購入してよかったという口コミがありました。
pHコントロール0ドライには、尿路疾患を改善する効果があるので、元気な飼い猫の姿を見たいのであれば、キャットフードを切り替えてみるといいでしょう。
3.猫の品種に合わせたキャットフードが選べる
自分の飼い猫には、どんなキャットフードがいいのか悩んでいた時に、ロイヤルカナンであれば、猫の品種に合わせたキャットフードがあるので、安心して飼い猫に合ったキャットフードを選択することができます。
どんな違いがあるのかも、成分を参考に比較してみるといいでしょう。
ロイヤルカナンのキャットフードを与えるメリット
ホームセンターでも気軽に販売されているロイヤルカナンのキャットフードですが、購入することでどんなメリットを得ることができるのでしょうか。
詳しい内容を解説していくので、参考にしてみてください。
1.種類が豊富で飼い猫に合わせたキャットフードが見つかる
ロイヤルカナンは、キャットフードを販売しているブランドの中でも、比較的多くの種類を取り扱っています。
アメリカンショートヘアー用やノルウェージャンフォレストキャット用などの猫に品種に合わせたキャットフードも開発されているので、飼い猫のキャットフードで何を購入すればいいのか、悩んでいる方の大きな味方になってくれるでしょう。
2.食事療法に特化したキャットフードがある
ロイヤルカナンは、猫の品種に合わせてキャットフードの種類が用意されているだけでなく、歯周病や尿路結石、腎疾患の改善に効果的な食事療法に特化したキャットフードもあります。
猫の体調や性質に合わせてキャットフードを切り替えていけば、いつまでも健康維持ができるようになっていくでしょう。
3.嗜好性が高い
ロイヤルカナンは、猫の食いつきがいいように、嗜好性が高いのが特徴になっています。猫の健康維持で必要なたんぱく質が高配合されていて、動物性油脂も含まれているので、食欲がない猫でも安心して与えることが可能です。
ロイヤルカナンのキャットフードを与えるデメリット
様々な種類があり、嗜好性が高いロイヤルカナンのキャットフードですが、飼い猫に与えることどんなデメリットが生じるのでしょうか。
デメリットについて解説していくので、購入する際の参考にしてみてください。
1.穀物が使用されているため消化が心配
ロイヤルカナンには穀物が含まれていて、穀物を分解する酵素である「アミラーゼ」が少ない猫にとったら、消化不良の原因になってしまうので、ロイヤルカナンを与える時には十分注意が必要です。
特に穀物アレルギーの猫は多い傾向にあるので、飼い猫が穀物アレルギーである場合は、ロイヤルカナンは与えないようにしましょう。
2.比較的高価なキャットフード
ホームセンターで購入できるキャットフードの中では、比較的高額なロイヤルカナン。グレインフリーで無添加のキャットフードと変わらない金額で販売されているので、品質的には高いのではという意見が多いようです。
購入する場合には、経済的な余裕を持って購入するようにしましょう。
3.食いつきがよく肥満になる可能性がある
嗜好性が高いように開発されている分、動物油脂が多く配合されているため、肥満になってしまう恐れがあります。
食いつきがよく、食欲を促進させるのはいいことですが、食べ過ぎは健康に悪いので与える量には十分注意しましょう。
ロイヤルカナンに含まれている危険と判断した成分?
飼い猫に与える上で気になる、キャットフードに含まれている成分。ロイヤルカナンには、どんな成分が配合されているのでしょうか。
ロイヤルカナンに配合されているキャットフード成分について解説していきます。
1.酸化防止剤(BHA)が不安
ロイヤルカナンには酸化防止剤のBHAが配合されていて、キャットフードの品質が劣化しないように工夫が施されています。
しかし、BHAは発がん性物質であるため、将来的には猫の健康を阻害してしまう恐れがあるので危険です。
ただロイヤルカナンに含まれているBHAは、発がん性が認められないほど少量なので、体内では蓄積されず、猫がガンになる可能性もほとんどないと言われています。
2.穀物が使用されている
猫にとって穀物は、消化不良やアレルギーの原因になってしまうため、あまりキャットフードには含まれていない方が好ましいと言われています。
しかし、ロイヤルカナンには小麦やビートパルプといった穀物が含まれているので、猫の健康を考えると心配です。
特に穀物アレルギーの猫に関しては、グレインフリーでないと猫の命にも関わってくるので注意しましょう。
一度猫のアレルギーの検査を病院で行ってみてから与えるようにした方が、安心できます。
3.動物性油脂についての記述がない
キャットフードの嗜好性を高めるために、ロイヤルカナンには動物性油脂が含まれています。しかし、ロイヤルカナンにはどんな動物性油脂が配合されているか、ハッキリと記述されていません。
不透明であることから、品質の悪い動物性油脂が使われている可能性があるので、購入する時には十分注意しましょう。
4.保存料ソルビン酸カリウム
キャットフードが腐ってしまうことを防ぐために使用されている成分で、発がん性物質が認められています。
保存料ソルビン酸カリウムは、確かに発がん性物質と認められていますが、ロイヤルカナンに含まれているのは少量であるため、体に害を与えることはほとんどないので、安心してください。
腐敗しないために重要な成分であるため、キャットフードの品質を維持するためには有効ですが、心配な方は購入を控えるようにした方がいいでしょう。
まとめ
種類が豊富で飼い猫の食いつきがよくなるロイヤルカナンですが、穀物や添加物が含まれているので、飼い猫がアレルギーの場合は購入を控えることが大切です。
しかし、猫の品種に合わせてキャットフードが生産されているので、飼い猫の好みに合ったキャットフードが提供できることでしょう。
食事療法に特化している種類もあるので、猫の体調を気遣うのであれば、キャットフードを切り替えていくことも検討してみてください。